蒼天航路

36巻をもって完結しました
漫画という枠を大きく超えた作品だと思います。
三国志というと横山光輝作の三国志演技を思い浮かべる人が多いと思います。
実際私も横山三国志以外は、架空物以外の三国志演義を見たことがありませんでした。
でも横山作の三国志演義なので史実とは違う部分も多く
劉備よりの視点でかかれていました。
蒼天航路曹操を主人公に置き、当時の生活や宗教的な背景なども
細かく描写され、三国志の魅力を再発見させられたきもします。
曹操という人間の魅力と怖さにせまった描写は本当に凄いと思います。
1コマに秘められた伏線、1人のセリフ、なにげないやりとりが
複雑に絡み合って、読み返せば読み返すほどその深さを知ることが出来ます。
特に35〜36巻の関羽の死までの呉の深謀などは深いです。
最後の「水晶を探しに・・」はコンビニで見て目頭が熱くなりました
95年に1巻がでて10年以上
この作品を自分が生きてるうちに、完結という形で読み終えれた事に感謝(−人−
発売日の1月23日は曹操猛徳の命日らしいです。深いですねぇ

蒼天航路(36)<完> (モーニング KC)

蒼天航路(36)<完> (モーニング KC)

蒼天航路(1) (モーニング KC)

蒼天航路(1) (モーニング KC)